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〒849-0906 佐賀市金立町金立2215-27
乳児健診で、股関節の開排制限(股関節の開きが悪い)を指摘され、股関節脱臼が疑われたお子さんの二次検診を行っています。また、股関節の開排制限を指摘されなくても、女児、骨盤位分娩、大腿皮膚溝または鼠径皮膚溝の非対称(大腿や鼡径部の皮膚のしわの数や形が左右で異なる)、家族歴(ご家族に股関節疾患がある)のうちの二項目を満たすお子さんも、股関節脱臼がないか、二次検診を受診することが推奨されています。また、健診医や保健師に受診を勧められた場合や、保護者の精査希望がある場合も、股関節脱臼の精査を行っています。
股関節脱臼は、早期発見、早期治療が大切です。
6か月までに股関節脱臼の診断がつけば、原則的にリーメンビューゲル装具治療を行っています。大腿骨頭の変形を防ぐために、無理な整復を行わないようにしています。リーメンビューゲル装具で、8割のお子さんで股関節脱臼は整復されています。
リーメンビューゲル装具治療で整復されないお子さんや、6か月過ぎて脱臼の診断がついたお子さんでは、3歳までであれば、牽引治療を併用した徒手整復治療を行っており、95%で脱臼が整復されていて、初期治療として観血的整復手術を行うことはきわめて少ないです。
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