医院からのお知らせ・日誌・出来事 (平成16年度1-3月)
いまりクリニックに働く職員による、職員のための日記、研究会報告などです
唐津東松浦前立腺疾患講演会: 平成16年3月30日(火)唐津市、唐津シーサイドホテルにて、藤崎病院院長の桑原守正座長による司会で講演会が開催されました。徳島大学泌尿器科、金山 博臣助教授による:前立腺肥大症と前立腺癌の診断と治療指針(こんな時は泌尿器科に)と言う特別講演がありました。一般演題は藤崎病院泌尿器科の武村政彦 先生による、前立腺疾患に関するアンケート(全国と九州の比較)があり、泌尿器科いまりクリニックからは副院長が出席して勉強いたしました。 |
平成16年度早春院内お花見会: 平成16年3月26日(水)伊万里市のドライブイン鳥で花見会を行い、大いに盛り上がりました。肝心の桜はまだ咲いて居らず咲いても一分咲きくらいでした が、宴会は満開でした。ビール、清酒、焼酎とみなさんしこたま飲んで、さんざんに食べていました。あまりの喰いぶり飲みぶりに予算はいったい大丈夫なのか なとおぼろげな頭で一瞬思ったようでしたが、そのうちにまた酔いが回ってすっかり忘れていました。次の日請求書をおそるおそる見ましたが、さほどではな かったので、安心いたしました。 |
第62回佐世保泌尿器科医会: |
H15年度 佐賀県災害医療従事者研修会: 看護師 桑本 崇医療救護マニュアルに基づき講議、研修があった。実際にグループ分けし医療方と患 者方に分かれ実践を行った。通常の医療現場とは違い、一人一人にかける時間が少なく、助ける者とそうでないものを区別して判断することが必要となり、いか に冷静に対処できるかが重要なことだと感じた。今自分に何ができるか、現状はどうなのか、判断能力を身につける必要性を感じた。 事務 樋渡公子災害と一言でいっても風水害や震災だけにとどまらず近年ではテロ等の犯罪も関わって きています。私たちには無関係とは言っておられず“明日起こりうるかもしれない”と常に緊張感をもって日々過ごす(仕事も)ことが大切だと言っても過言で はない。救護するのはDrやNsで私たち事務は何もできないからという考えが初めはありましたが、違う方面から十分に手助けできる事を今回の研修で学ん だ。一刻を争う事態で搬送先の病院を探したり、災害本部との連絡をとったりと日頃からシュミレーションを行わないと緊急時には対応できそうにありません。 まずは受付に災害時における連絡体制をつくって貼付するなど、私たちでできる事から始めていきたいと思いました。 看護師 草場美智子佐賀県災害時医療救護マニュアルからトリア−ジとは集団災害においては、歩ける もの、騒がしい者(最も軽症であることが多い)から救護施設に殺到する。又、心肺機能停止状態に陥っているものに対応するだけのの人的また見込みのない者 をあきらめ早急に治療を行わないと致死的となる者の搬送・治療を優先させる必要がある。
トリア−ジタック(札)の使い方では・黒タックの基準2回気道確保を試みても自発呼吸認めない死亡
考察…現場からの連絡により素早く対処して的確に判断して選別する。あと搬送による連絡が早ければ早い程多くの人」を助ける事ができる 事を学びました。スタッフの協力が大事だと思いました。 看護師 山口早苗多数被害者の発生する非常事態では、医療活動体制の確保により患者の搬送順位の決 定、災害拠点病院の選定、連絡等いかに迅速にかつ的確に行えるかが重要となる。研修ではトリア−ジタッグを使用した災害シュミレーションの実践があり、誰 もがわかってはいるがつい忘れがちとなっている災害に備え日頃の訓練や心構えの必要性への再確認をした一日だった。 トリア−ジ:多数の負傷者がいる中か ら、その状態下において助けうる負傷者を一人でも多く助けることを目的とする選別作業 一次トリア−ジ: 被災現場や病院外来等で行う初回ふるいわけ。 最も近く騒がしい負傷者を先にしない。老人、子ども 身障者などの弱者、レベル低下バイタル異常者 大量に出血して いる人を優先する。二次、三次トリア−ジ:医療施設においての損傷、意識レベルの評価、外傷の 解剖学的観察 透析室クラーク 南まゆみ 普段、経験が出来ないシュミレーションが出来て本当に貴重な時間を過ご す事ができた。今、日常生活では考える事はないけど、やはりいつ災害はくるか解らないのですべての人がきちんと理解し経験しておいた方が良いことだと思っ た。又、近年では、化学工場、放射線管理、施設等の事故、NBCテロ等の犯罪のような特殊な状況を考慮に入れる必要が増してるそうだ。まさかと思うかもし れないが、世の中の事を考えれば納得できるかもしれない。机上シュミレーションではトリア−ジタックのとり方で軽症者、重症者を見分けそれぞれの患者さん の対応を決める事であった。バイタルサインをチェックし、搬送、治療上留意すべき事項を短い時間に明確に伝達する。医師、看護師のチェックの仕方で答えは 必ずしも一つとは言い切れない、しかし命にかかわる大切な役割だと実感した。実践のシュミレーションでは災害拠点、病院の連絡、搬送、搬送先決定を話し合 い円滑にできるよう計画を立てたが思ったより時間がかかった。先生の総轄のお言葉でもあったよう、関係医療機関へ速やかに連絡し、軽、中、重症者の患者を どれだけ搬送出来るかという事が、いかに重要かということだった。実際やってみて明確さと迅速な連絡、本当に大切な役割である。 看護師 松永富士代午前中は「佐賀県地域防災計画」等の説明(組織体制 役割分担 活動手順等)を 受けました。風水害、震災、林野火災等と共にテロ等の特殊な事件発生も予想されると話されました。午後から災害シュミレーション実践をしました。色んな地 域の救護に携わる方々と患者の立場になったり救護者の立場になったり貴重な体験をしました。その中でトリア−ジ(Triage)という言葉を習いました。 集団災害においては、歩ける者、騒がしい者(最も軽症であるものが多い)から救護施設に殺到する。また心肺機能停止状態に陥っている者を後に回しにして、 また見込みのない者をあきらめ、早急に治療を行わないと致死的となる者の搬送、治療を優先させる必要が有る多数の負傷者がいる中からその状況下において助 けうる負傷者をひとりでも多く助ける事を目的とする“選別作業”。VSや傷の状態、既往歴等で直ぐに判断しなければならない難しさをつくづく感じました。 |
前立腺検診講演会: 前立腺癌が見つかった場合は、前立腺癌の治療指針に応じて治療します。 |
伊万里有田地区三師会学術講演会:(医師会、歯科
医師会、薬剤師会) 平成16年3月3日(水)伊万里市の伊万里迎賓館にて開催され副院長が出席しました。九州大学感染環境医学、林純教授による講演:世界を脅かすウイルス感 染症、がありました。いまはやりの鳥インフルエンザや新型肺炎などのウイルス(ビールス)感染症に付いて分かりやすい講演があり、大いに勉強しました。 |
伊万里有田地区三師会学術講演会: |
病棟新年会: 平成16年1月26日伊万里市寿美佳にて泌尿器科いまりクリニックの病棟看護婦。アシスタント、看護学生とで院長の招待にて新年会のふぐ鍋を囲みました。 日頃の病棟勤務の労をねぎらい、親睦を深めるために行いました。看護学生の東谷君はまだ未成年ですので、ひれ酒は飲めませんでした。今年のふぐは例年以上 においしいようでございました。 |
伊万里有田地区医師会、臨時総会: 平成16年1月22日大雪の中、伊万里市迎賓館で開かれ、役員の改選と承認が行われました。高原医師会長など主な理事は留任となりました。泌尿器科いまり クリニック院長も今回で4期目の理事に留任となり、副院長は監査役に選出されました。その後懇親会と挨拶がありました。 |
看護学校講義: 6. 副腎・STD・緊急疾患 |
福岡前立腺肥大症研究会: 平成16年1月20日福岡市ホテル日航にて、昨年と同様に九州大学泌尿器科内藤教授の主催で、前立腺肥大症の治療研究会が主催 されました。参加施設は九州大学、産業医科大学、福岡医療センター、原三信病院、下関済生会病院、加野病院、新小倉病院、博愛会病院と泌尿器科いまりクリ ニックで、院長が参加しました。前立腺肥大症に対する外科療法、低侵襲療法、薬物療法の比較検討が主題で、今後もあと半年間症例を積み重ねてゆくことが確 認されました。 |
伊万里は大雪です。: |
江迎大学にて講演: 以上、シルバー塾「江迎大学」http://www.emukae.jp/kouhou/200401/1601_11.htmから張 付け転載。 |
病態栄養学会出席: 研修報告書 栄養士 前田千代子 |
謹賀新年 |