第1756回 毎日の心得

 令和8年 9月24日~


よく聴聞しておいでの方が こんなことをおっしゃいました。
「聴聞の心得」がありますが、あれはお聴聞だけではなく
毎日の生活の心得でもあると このごろ思えるようになってきましたと。

一、この度のこのご縁は 初事と思うべし
一、この度のこのご縁は 我一人の為と思うべし
一、この度のこのご縁は 今生最後と思うべし

 歳を重ねてくると、ちょっと動くのも、なかなか思い通りに行かなくなり、
もの忘れはするし、人と会っても、ご飯をたべても
これが今生最後ではないかなと、ついつい思うことがあるのです。
そうすると、変化のない、繰り返しの平凡な日常の生活が、とても
輝きをもって見えてくるのです。


 もう二度とない出来ごと 二度とは繰り返すことがない
これが最後であろうと思うと、何事も愛おしく 見えてくるのです。
毎日の当たり前の行動でも とても新鮮で これまでの、いろいろな
思い出とともに、感動的に受け取れてくるようになってきたことに
気づきました。

 身近に起きる出来事だけではなく 遠くに起きる事件事故でも、
この私のために、当たり前ではなく、二度と無い特別のことであると、
その有り難さに気づかせ、感じ取らせるために
ご努力 ご尽力 いただいているのだと味わえてくると 
もう
 申し訳なく、もったいなく感じられてなりません。

 ぼんやりとして感動もなく生活しているこの私に、生きていることを
生かされていることを、はっきり気づかせ、感じさせようと、阿弥陀さまが
はたらきかけ続けていただいているのであろうと、味わえてきます。

 何事も はじめてのこと 何事も 私のために 何事も 今生最後だと
思えれば 1日1日が この瞬間、瞬間が 光を放ち 私の生活に
新鮮な喜びと 感動をもたらせてくれるのです。
繰り返し、お聴聞し、いつもお念仏することで、毎日の生活が まるで違って
素晴らしいものに 思え見えてくることを感じるようになりました。

 有り難いことですね。 嬉しいことですね。人生は何と
素晴らしいことでしょうか。そして、皆さん本当にありがとうございます。
阿弥陀さま 南無阿弥陀仏 素晴らしい毎日を、輝ける人生を、
味合わせていただき、本当に 有り難うございますと。


          


           私も一言(伝言板)