第1580回 葬儀をなぜするの?

 令和 5年 5月11日~

 連続研修会の講師担当で準備していましたら、
前回の巡番報恩講の時に作ったパンフレトに
浄土真宗の特徴を 項目別にまとめたものを発見しました。
その中に 葬儀はなぜするの? という項目がありました。
そこには こんな文章を 掲載していました。

 葬儀は なぜするの?
 葬儀は、大切な方の死を厳粛に受け止め、あらためて
命の不思識を感じ、亡き方をご縁に、阿弥陀如来の
救いの真実を学ばせていただく最も尊いお念仏の行事です。

 亡くなった方のための仏教行事と思っている方も
ありましょうが、むしろ、亡くなった方に、本当の人生とは
何かということを、私たちが学ばせていただく場なのです。
生あるものは必ず死ななければならないという諸行無常こそ、
絶対の事実であることを、亡き人が、身を以て私たちに
教えてくださる一生一度の無言の説法の場です。

 亡くなられた方の真の願いを受けとめて、老病死を
解決できる真実の教えに遇い、念仏を称えることの出来る身に
していただくこと、そのことこそが、葬儀の本義なのです。
迷惑を掛けるので簡単に直葬、家族葬で済まそうなどと考えずに、
たった一度の尊いご縁を大切にお勤めしたいものです。

 特に、親元を離れて、都会で生活している方は、
通夜・葬儀で父母の友人や近所の人たちと言葉を交わすことで、
亡き方が心豊かな人生を送られていたそのことを確認出来る
貴重な機会です。

 また、自分の性格や特徴の多くが、実は親から受け継いだ
素養であったことも、発見でき、気づいていなかった
自分の真の姿を見つけ出すチャンスでもあります。

 とありました。

 一生一度の 親の葬儀 そして自分の葬儀 人生最後の
大切なご縁です、意義あるものにしたいものです。

          


           私も一言(伝言板)