センター長からごあいさつ
1960年(昭和35年)に肢体不自由児(手足に障碍のあるこども達)を医療と福祉の両面から支え、隣接の養護学校(現在の特別支援学校)と連携して、18歳までお世話する佐賀県唯一の入所施設として誕生しました。現在では肢体不自由児だけでなく、重度の重複障害である重症心身障害児と者(重度の肢体不自由と重度の知的障害を合わせ持つ方々)、超重症児と者(更に医療的ケアを常に必要とする方々)、それから発達障害を含めて多くの方々に利用される障害児者施設となっています。利用される方々の障碍の種類と程度、年齢はさまざまですから、それに合わせて色々な部門を立ち上げて対応できるように、この55年間で、こども発達医療センターは変化を遂げてきました。それをさまざまな職種のスタッフ総勢400人規模でお世話しています。部門は大きく分けると、ひとつには、入所部門としての医療型障害児入所施設と成人が利用する療養介護施設また一般入院可能な病院機能があります。他方、在宅の障害児・者に対応する部門として病院外来機能と通所部門やレスパイトを含めた短期入所、学童保育にあたる放課後等デイサービスなどがあります。更に、福祉の相談窓口として総合相談室を設けています。詳細に関しては、それぞれのコーナーでお確かめ下さい(左脇の当該バナーをクリックして下さい)。
また、高校から大学・専門学校の学生実習を幅広く引き受け、障碍に理解のある次世代の医療・福祉専門職に育ってもらえるように努めています。
佐賀整肢学園こども発達医療センター
センター長 窪田 秀明
基本方針
利用者本位
利用者とその家族の思いをわが想いとして、利用者の明るく、充実したくらしの実現に努める
自己研鑽
医療・福祉の専門職としての誇りと熱意を持って、常に自己研鑽に努め、利用者の処遇向上を図る
地域貢献
地域の医療福祉の拠点施設として、その機能と役割を十分に発揮して、地域社会との連携と交流促進に努める。
特徴
入所者も安心の福祉事業
当センターは児童福祉法に基づく児童福祉施設であり、医療・福祉・教育を総合的に受けることができる療育施設です
さまざまな症状を
ケアできる病院事業
当センターは契約ベッド170床のほか、地域の障害のある方のため10床の契約外ベッドがあります
関連施設との連携
当センターは50年以上の歴史を誇る佐賀整肢学園として複数の関連施設をもち、それぞれと連携を図りながらサービスの向上に努めています。
看護部門

看護部門は障害のある人々の発達と安全で楽しい生活が送れるよう療育と支援をおこないます。一人一人の個性に寄り添った看護とQOLの維持・向上に取り組んでいます
入院・入所について

安心して安全な生活を過ごして頂けるように、細心の注意と最善のケアで日常生活の援助を行なっています。職員間の情報共有で利用者の環境をより良いものにしていきます。
その他 入所・通園について 医療相談など
総合相談室は、訪問リハ、訪問看護、ショートステイ、通所や入所、日中一時などの支援で医療機関、保健所、訪問介護や他の福祉機関と連携を取りながら相談サービスを提供しています。