第881回 私たちのみ教え(浄土真宗)

  平成21年 12月 10日〜

妙念寺電話サービス お電話ありがとうございます。

浄土真宗の教えは 「どんな教えですか?」 との質問を受け
そう簡単にはお答えできず、どこかに やさしく解説されたページは
ないものかと探していましたら、東本願寺派本山のページに 
こんなところがありました。

01.私たちのみ教え(浄土真宗)

仏教は、いついかなる時代にあっても変わることのない、普遍性を
もつ真実のみおしえです。

 お釈迦さまは 八十年のご生涯において、私たちに真実のみ教えを
お説き下さいました。
そのみ教えを日々の生活の中で悩み苦しみ迷う
 私たちに、
もっとわかりやすいかたちでお説き下さったのが、

浄土真宗をお開きになられた親鸞さまです。

 親鸞さまが私たちにお教え下さった浄土真宗のみ教えは、
「阿弥陀さまの本願を信じ、念仏申せば仏となる」というお念仏のみ教えです。

そのお念仏のみ教えは、私たち一人一人のかけがえのない

人生を活かし生きる大道です。

 現代社会に生きる私たちは、忙しい毎日に追われ、目先のことに執らわれて、
人生において大切なことを見失っています。


蓮如さまが、そしてご先祖の方々が受け伝えてこられた浄土真宗のみ教えは 、
何ものにも妨げられることのない力強い生き方、明るく確かな真に安心して
歩んでゆける道へと導いて下さる教えなのです。



02.私たちの仏さま(阿弥陀仏)

 阿弥陀さまは、いっさいの衆生、生きとし生けるものすべてを救う仏さまであり、
阿弥陀如来、無量寿仏、無量光仏、不可思議光如来、
 盡十方無碍光如来とも
申し上げます。 


阿弥陀さまのお名前には、無量寿(限りない命)と無量光(限りない光)
という無限のはたらき、慈悲と智慧の意味がこめられています。

 仏教では無数の仏さまが説かれていますが、些細なことに悩み
煩わされながら日々の生活を送っている私たちを救って下さる仏さまは
阿弥陀さまだけです。

阿弥陀さまは私たちの知識でははかりしれないほど大きなお心で、
いつも私たちを見守って下さっている仏さまなのです。     

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05.信じること聞くこと(聞即信)

 浄土真宗における真実の信は、「私が求め、信じ、そして救われる」 と
いうような請い求める信と言うよりも、「おまえを救うぞ」という
阿弥陀さまの願いをそのままに、疑いなく信順することであり、
仰せのままに聞かせていただくことです。

阿弥陀さまの願行が私の信となり、我が身にいただけたとき、
ありのままをありのままとして受け取ることができるのです。

まったくそこには自力の計らいはなく、疑いのないところに、
仏さまの真実信が私に届いていることに気付かせていただくことであり、
私がつくり上げる信ではなく、仏さまの願いがそのまま私の信となるゆえに、
他力(仏)の信心といわれるのです。

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教えの一部分だけご紹介しました。

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次回は 12月17日に新しい内容に変わります。

         


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