第1760回 親孝行な子が

 令和8年10月22日~

 阿弥陀さまのはたらきが説かれている 「仏説無量寿経」には
仏さまが すすんで人々に尊い教えを説き与えることは 
親孝行な子どもが父母を敬愛するようである

と、説かれています。

 現代の親たちは、子どもに迷惑をかけないようにと、子どもの独立
自立を願い、成長した子どもから距離を取ることが良いことと
理解しています。
そこで、なかなか親孝行ということが、見えなくなっているのでは
ないでしょうか。
ネットで こんな記事を見つけました。その一部分を紹介します。

 親孝行は、人間としての幸せの土台である。

命がけで、自分を生み育て、この世で一番愛情を尽くしてくれた親を
心から尊敬し、ご恩に報いる親孝行の思想は、人間にとって基本的な
人格形成の土台でもある。

 親孝行を実践している子供は、人間性の豊かさという大きな宝を
獲得していることになる。この宝こそ、生きる大きな力となります。
この宝を持たない者は、自分さえ幸せにできないし、家庭生活においても、
幸せを築くことが大変困難だと言わなければなりません。

 また、親孝行心のない者は、他人との人間関係においても、
幸せな人間関係をつくりだすことは容易ではないのです。
したがって、自分の親に孝行もできない者は、ビジネス社会でも、
成功は期待できないのです。自分の親を尊敬もしなかったり、
優しくいたわりもしない者が、会社の経営者になったとしたら、
その経営会社倒産を目前にしているような状態だと言うことができます。

 また、自分の親孝行の生活を自分の子たちも、それを手本にして、
自然と自分に対しても親孝行してくれるのは確かでしょう。
このように、自分の親に対する親孝行が、自然と自分に対しての報いとして
返ってきたことになります。

親孝行は私たちの日常生活を心豊かにする栄養剤だと言っても、

言い過ぎではありません。 

   日本親業協会親業インストラクター 福里 盛雄著 
            宮古毎日新聞より一部抜粋


「孝行がしたいときには 親はなし」といいますが、
必要と気づいたときには、もう親が亡くなっています。
そこで、先輩達は 仏事を通して、親を思う姿を
仏さまのお話を聴聞して、喜び多く 生き甲斐ある生き方を
次の世代へ伝えようとしたのではないでしょうか。

 親の姿を見て子は育つといいます。人間としての幸せの土台を
子どもたちに伝えてあげるためにも、親や祖父母をご縁として
お聴聞する姿を、親孝行のありさまを見せてあげてはいかがですか。


          


           私も一言(伝言板)