第1592回 仏法は 聴くべきもの

 令和5年 8月3日~

 毎日 ご本山の総合研究所からツイッターで送られてくる 
「仏教のことば」その中に こんなことばが ありました。


【仏教のことば】
 世界はこんなに苦しいけれど、解決していく道はきっとある。
 月並みな言葉ではありますが、仏の教えというのは、
 この苦しい世界での希望なのです。
     (松﨑智海 『鬼滅の刃』で学ぶはじめての仏教 P52)

  仏教は 生老病死の苦しみを解決するために説かれたとも言われます。
  生きるということは 苦しみの連続 その苦しみを解決するために
  お釈迦さまが説かれ 多くの先輩たちが その味わいを
  具体的に説き 伝えていただいたものが 仏の教えなのでしょう。
  先輩が残していただいた、折角の教えに 気づかないでいることは 
   もったいないことです。
  浄土真宗は お聴聞 その教えを 聞くことが大事だといわれます。

【仏教のことば】
「仏法は毛孔(けあな)から入るものである」ならば、
  わたしの心身をあげて聴くべきものであろう。
  わたしの生活行動を通して、教えのまことを確認する
  という意味を含むであろう。
     (村上速水『親鸞教義の誤解と理解』P112)

【仏教のことば】
「本尊」とは帰依尊重する本仏をいう。
  この本尊が教法の根源であり、また礼拝の対象である。
      (『浄土真宗本願寺派「宗制」解説』P43

【仏教のことば】
「必ずあなたを救いとる」という如来の本願は、
  煩悩の闇に惑う人生の大いなる灯火(ともしび)となる。
  この灯火をたよりとする時、「何のために生きているのか」
 「死んだらどうなるのか」、この問いに確かな答えが与えられる。
       (『拝読 浄土真宗のみ教え』P3

  【仏教のことば】毎回 短いことばですが、お念仏の教えを
    味わうには 誠に貴重なことばです。

          


           私も一言(伝言板)