いまりクリニック流自然食で 食事提供★中!
当院だからできる食事療法と給食の紹介

いまりクリニック流自然食の『自然食』とは
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いまりクリニック流自然食の『自然食』とは
自然食の基本的な考え方と食べ方

身土不二

身(からだ)と(土地)は、二つならず。 つまり、からだとその人の生まれ育った土地(環境)は切りはなすことのできない一心同体であるという言葉。その人のからだは、生まれ育った土地の環境や、そこでできた食物で作られています。人間の生理は、その土地の環境(食べ物も含めて)順応していくものです。寒い土地でとれた作物は、自然とからだを温める作用をするものが多く、逆に暑い土地でとれた作物は、からだを冷すものが多い。 自然食の料理では風土のちがう外国からの輸入品は使いません。すべて国産、地元のものを使用します。日本の風土にあった食べ物であると同時に鮮度が良い。鮮度が良いということは、その食べ物の生命力が強く残っているので、それを食べる人にも強い生命力を与えます。

一物全体食 

[食べられるところは全部丸ごといただきましょう]ということ。 一般的には、玄米が理想的な一物全体食であるといわれています。野菜の一物全体食といえば、葉も、茎も、根もあるいは花や実もなければ一物全体とは言えませんが、玄米などの穀物は種子であって、種子のなかには根になるもの、茎になるもの、葉になるもの、花になるもの、実になるもののおおもと、原素と表現してもいいものが含まれているから、理想的な全体食というものです。

陰陽の法則 

マクロビオテイック(正食と呼ばれる穀物菜食を通して、健康で楽しい生活を実践する運動)の中心となる考え方に「陰陽」があります。『自然界は求心性に代表される陽性のエネルギーと、拡散性に代表される陰性のエネルギーのバランスで成り立っている。それぞれ正反対の性質を持ち、陽性の食物は体を温めたり活動的にする力、陰性の食物は体を冷したりリラックスさせる力を持ちます。人間は陰陽のバランスが保たれているときが健康な状態である。極端に陰性な食物と、極端に陽性な食物は生命力をそこなう原因になる(肉と精製塩は極陰性、砂糖と添加物や薬品は極陰性でバランスをくずす)』
『陰陽の法則と調理法を学んで食物の性質を見分け、体調や体質、季節や気候、運動量や暮らしぶりに合わせて食物を選び調理することで体調や気分を自由にコントロールすることができる』というのが基本的な考え方です。


◆ 自然食・穀物菜食と一口50回・腹八分目◆  

主食は、その地方特産の穀物(米を中心に、ソバや麦、ヒエ、アワ、キビなど)。 これを5にすると、副食は旬の野菜や海藻が3〜4、魚介類が中心の動物性食品は1〜2というのが目安。食品添加などの化学物質が入った食品や水は極力避ける。無農薬、低農薬で有機農法の作物がよい。調味料は、古式製法で無添加のものを使う。白砂糖はできるだけ使わない。水は自然水が好ましいが、ない場合は浄水器を使用する。手作りを心がける。 よく噛むことが健康の要です。箸は一口ごとに下に置き、健康な人で50回以上、病気の人は100回以上噛むとよい。食べ過ぎは、どんな場合も胃腸に負担をかけ、体に悪影響をあたえる。体にとって適切な量 を保つためにも、ゆっくり噛めば、自ら腹八分目となります。

安全な旬の野菜をおいしく頂くために

地元の農家が持ち寄る朝取り野菜を中心に品揃えをしている、地元松浦町の有志の作った販売所、ふれあいショップ松浦の里から毎日届けていただいています。

          

穀菜食のレシピ 基本編

玄米雑穀ごはん

ヲ材料(4人分) 玄米 …2カップ       小豆・黒豆…1/4カップ     はと麦…1/4カップ もちきび…1/4カップ     水…4カップ      塩…ひとつまみ       ごま塩…適宜
ヲ作り方  @玄米と雑穀を合わせて洗いザルに上げ、分量の水と共に圧力鍋(または電気炊飯器)に入れ、一晩(6〜8 時間)置く。 A@に塩を加えて炊く。  B炊きあがったらフタを開けてまぜる。 器に盛ってごま塩をかけ、梅肉をの 梅肉…適宜 せる。

 

南瓜のいとこ煮

ヲ材料(4人分) 南瓜…1/4玉   ゆで小豆…1/2カップ    。 だし汁…3カップ         薄口しょうゆ…大さじ3     酒・みりん…各大さじ2
ヲ作り方 @南瓜は4cm角に切り、面取りする。A鍋に@と調味料を入れて煮るB仕上げに小豆を加えて、ひと煮た ちさせ器に盛る。

 

にら納豆

ヲ材料(4人分) 納豆…2包   にら…1束  しょうゆ…大さじ2〜    
ヲ作り方 @にらは塩入りの熱湯でさっとゆで、ザルに上げて冷ます。  A@を2Bの長さに切り、納豆と共にしょうゆで和え、器に盛る。  

 

栄養学者ロジャー・J・ウイリアムズの「生命の鎖」  

ミネラル、ビタミン、必須アミノ酸をひっくるめて、すべての必須栄養素が一つのチームとして働きます。必須栄養素の数は50近く。チームなのだから、どれか一つがかけても全体の働きに影響が及ぶ。また、どれかが重要で、どれかはあまり重要でないということはありません。すべてが重要。つまり重要性について栄養素に順位はない。それでウイリアムズは、必須栄養素は鎖でできた首飾りのようなものだとして、「生命の鎖」と呼びました。首飾りを思い浮かべてみればわかるように、たとえ大部分が太い鎖でできていても、一ケ所でも細いところがあれば、そこで「生命の鎖」は切れていまいかねない。とすば、「人間にとっての理想的な食事」の条件の一つは、切れない「生命の鎖」の供給です。

 

アメリカ マクガバンレポートから見る日本食の評価  

1977年合衆国政府は、マクガバンレポートに基づき国民に対して画期的な食事改善のための指針を発表し、食生活を速やかに改めるように呼びかけています。心臓病やガンなどの慢性病の激増に脅かされているアメリカでは、上院に特別委員会を設置して、慢性病と食事の関係について世界的な規模の調査を行いました。その調査報告書(マクガバンレポート)の中にも、慢性病の主たる原因は間違った食生活にあること、理想的な食事は元禄時代以前の日本人の食事であること、が明記されています。この調査書に基づいて米国の食事療法のガイドラインが作成され始めました。今では多数の食事療法のガイドラインがいろんな機関から1980, 1985, 1988, 1990, 1995, 1996, 1998, 2000年と報告されています。これらのガイドラインは細かな点で多少の差異がありますが、大筋では同様です。

US Senate Select Committee on Nutrition and Human Needs, Dietary Goals for the United State, US Senate, December 1977, 95 Congress-1st session(いわゆる マクガバンレポート)

E.Robert et al:Guidelines for Dietary Plannning. in Mahan L K and Escott-Stump S:Krause's Food, Nutrition and Diet Therapy. 10th ed. WB Saunders Company, 2000

 

**いまりクリニックの食事は上記がキーワード**  

本当の健康を考えると、(身土不二)のような食材を選択し、(生命の鎖)の鎖を維持をするためには、農薬や添加物を使用していない物を選択するのが理想なのですが、現実、地元の野菜などをすべて年間通して確保しようとするのは集団給食には無理があります。そこで、実際できることで理想に近くなるようにおこなっています。 それがいまりクリニック流自然食 詳しくは給食で!

 

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