(80) 釈迦韋提 方便して 浄土の機縁 熟すれば 雨行大臣 証として 闍王逆悪 興ぜしむ (現代語訳) 釈尊は「観経」に韋提希夫人を登場させて、浄土往生の教えを説くべき因縁が整ったとき、雨行大臣に頻婆娑羅王が犯した悪行の証人とさせ、阿闍世王に父親殺しの大罪を犯させたのです。 これも真実の教えを説くための如来の手だてに他なりません。 白川 晴顕師著 「浄土和讃を 読む」 243頁より
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