第965回 まずは 南無阿弥陀仏から

 
平成23年 7月21日〜

小柄な女性たちが大きな外国人女性に立ち向かって、ついに世界一になりました。
なでしこジャパンの痛快な勝利、金メダルです。

地震、津波、原子力発電所の事故、そして食品にも汚染されたものがあると
暗い辛いニュースの中で どこにでもいるような若い女性たちの頑張りは
久しぶりに多くの人々に喜びと 笑いと涙をもたらせてくれました。

東北の避難所で、テレビを見たという女性は、立ち止まっていては駄目、

何か始めなければ、自分でもやればできるような夢を与えられましたと 
興奮して
 インタビューに答えていました。

平凡で小さな自分たちは どう頑張っても無理だと 最初からあきらめて
挑戦することを 思いとどまっていますが、それでは何も起こらない、
自分がやれることを、自分なりに やれば良いのだと 多くの日本人に

特に女性たちに夢を与えてくれたようです。

休む間もなく 急いで日本に帰国した選手と監督が、数々のテレビに出演して
いましたが


「監督のジョークの中で覚えていることありますか」との質問に
「準決勝の前に、宝くじを買いに行こうと言われ、ロングシュートが決まった」との

答えがありました。

監督が、あわてて「正確には 宝くじも買わなければ 当たらない。

シュートも打たなければ 入らない。遠くからでも、チャンスがあれば
シュートをねらえと言ったが、それを実行してくれて うまくいった」と
付け加えていました。

 思っているだけでは ことは始まらないもの、今やれることをまずは
始めてみよう、お釈迦さまは、南無阿弥陀仏を口にすることで
世界は広がってくる。あなたは、期待され望まれてこの世に生まれ出て
活躍出来るように、多くの力に支えられて 今ここにいるのだよ。

南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏を口にし、耳に聞くとき夢と希望と
喜びと、今 あなたにできること やるべき事が見えてくるよ。

やがて、仏さまとなって 想い存分にはたらくことが出来る能力を持つあなたが

今 やるべきこと 進む方向が はっきりとしてきますよと。
呼びかけていただいています。

女子サッカーが なかなか認められずに 苦しい練習を続けてきたおかげで
今やっと 花開いたように 何事も すぐに希望が叶えられるものでは

ありませんが、継続することで 夢と 希望を持ち続けることで、あなたにも
理想の世界が開けるのです。

南無阿弥陀仏は、まずスタートのことば、若い人も年配の人も、健康な人も病気の人も、
誰にでも出来きる スタートを促す言葉、そして、私に末通った希望を持続させてくれる

阿弥陀さまからの呼びかけです。多くの先輩たちの呼び声です。

妙念寺電話サービス 次回は 7月28日に新しい内容に変わります。


         


           私も一言(伝言板)