第924回 子どもとどう向き合えば 〜大人の後ろ姿を〜

 
平成22年 10月 7日〜

 この夏の暑さが 懐かしい今日この頃となりました。
平成23年から 親鸞聖人750回大遠忌の法要がご本山で はじまりますが 
そのお待ち受けの法要 私どもの組では  1017日 日曜日 に 午前中 
新しく制定された音楽法要で 午後 子どもの集いや 宗門校のブラスバンド演奏
など そして午後2時からは 総代会が 中心となってフォーラム(公開の討論会)

 「伝えよう お念仏の喜びを」
 〜子どもたちと どう向き合えば いいのか〜 

ということで 実施することになっています。
九州龍谷短期大学で 教えておいでのお二人の先生もお越しいただき、社会経験が少なく 
語彙も豊かでない まして専門用語も知らない
 中学生や 高校生に しかも 努力して
受験に勝ち抜くことしか 自分の将来はないと 思っている若い世代に
 どのように 
お念仏の教えを 喜びを 伝えられるのか。


 最初から 念仏といっても なかなか難しいと思うので
@ 仏教とは 何を 伝えようとしているのか 何が説かれているのか
A 一般的な 仏教のイメージとの相違点、共通な面は。
B 念仏 南無阿弥陀仏とは どういう意味か 日常の言葉に訳すると・・・
  繰り返し口に出来る 短いお勤めの言葉に訳すると・・・・
C 浄土と 天国と どう違うのか。浄土に生まれるという意味は
D 回向する 回向される 世間の常識と 真宗の教え
E 何で お釈迦さまではなくて 親鸞聖人の法要なのか
F 言葉で 伝わるものか 大人たちの後ろ姿で伝わるのではないか
                    などなど

簡単に記憶できる「短いフレーズ」での説明・解説で 身近な場で子供に
興味深く伝えることが出来る そんな内容を 話しあえればと思います。 


巡番報恩講はじめ 本願寺教堂での法座など 数多くありますが、それぞれの
お寺では法座の回数はそう多くなく、また農家の方も少ないので 二世代
三世代同居は少数派です。

ともなって 系統だって親鸞聖人の教えを 家庭でもお寺でも 聞いた方が 
多いとは言えない環境です。

今回「子どもに どう向き合えば いいのか」 と 言っていますが 
「子どもが 理解できれば 大人も理解できる」。
「大人は よく理解しているが それを子どもに どう伝えたら 良いのか」との 
テーマ設定ですが、

まずは 「大人の私が 正確に教えを受け取らねば、伝えようがない」
というのが。今回の趣旨だと 思っております。

やさしい言葉で 大胆な例えなどご披露いただき、基本から考えられればと 思っています。

どうも 日本人だけで話し合うと ついつい難しくなるので、外国人も加わっていると思い 
はじめての人にどう伝え説明する 分かりやすいのか。

新たな発見があれば有難いと思います。 

尊いご縁になればと 思っています。
妙念寺電話サービスお電話ありがとうございます。
次回は 1014日に新しい内容に変わります。

         


           私も一言(伝言板)