第1004回 三つのよろこび  〜報恩・歓喜・慚愧〜

 
平成24年 4月19日〜

青少年のための聖典があります。
その最初に こんなことが書いてあります。少年連盟の大谷範子総裁のお言葉です。

みなさんへ

お釈迦さまは、今から二千五百年ほどまえに、インドに お生まれになり、
さとりを開いて、仏さまになられました。

そのとうといお釈迦さまのみ教えを、お弟子たちが中心となり、書き残されたのが、
中国に伝わり、漢文に訳されて、現在のような
 お経ができあがりました。

 親鸞さまは、お釈迦さまのみ教えを書いてあるお経を、一生けんめい 勉強され、
むずかしく、わかりにくかった、仏さまのみ教えを
 私たちにやさしく説いてくださいました。

 私たちが、お経を読むということは、文字だけを読むことでしょうか。
私たちは、毎日ごはんを食べています。一回だけ食べれば、それで
一生食べなくていいというものではありません。

 仏さまのみ教えを聞くことも、それと同じではないでしょうか。
毎日毎日聞いていかねばなりません。お経を読むときに、文字を通して、
仏さまのお心を、まちがいなく受けとらせていただくのです。

 今、この「せいてん」を手にした私たちは、まちがいなく、
仏さまのお心を受けとらせていただくようお経を読みましょう。・・・・・・

また、お経などの後、後半部分の  「せいく」の中には

三つのよろこび

 報 恩

ひとつひとつのいのち 日の光 暖かい土 やわらかい風と雨

わたしを つつむ いく千万の このめぐみ

生かされて 生かされて 生きてきた

ご恩の深さ ありがたさ み仏さま ありがとう


 歓 喜

はてしない 宇宙の中の あなたと わたしは 同じ世界のもの

み仏さまと むすばれた この 父母 この 兄弟 この 友だち

生かされて 生かされて 今 生きる

大きな力 あかるい のぞみ み仏さま ありがとう


  慚 愧

ちえを いただき ひかりを いただき いのちを いただき

ゆるされ 支えられ はげまされ 

生かされて 生かされて 生きていく

はるかな未来 たのしいみくに  み仏さま ありがとう

               
                   とあります。

妙念寺電話サービス お電話ありがとう ございました。
次回は、426日に 新しい内容に変わります。


         


           私も一言(伝言板)