院内旅行 平成24年9月29日院内の職員旅行として世知原温泉山暖簾へ一泊旅行に行きました。副院長と尾形先生と職員20人で、山の天然温泉でくつろいできました。夜の宴会は多いに盛り上がったようです。 |
院内勉強会、9月分 平成24年9月18日院内にて開催されました。中外製薬佐賀営業所、河谷泰吏さんによる慢性腎不全に伴う骨・ミネラル代謝異常の診療ガイドライン特にカルシウムとリンについての講義と、厨房から食中毒についての講義が有りました。 |
伊万里有田地区講演会 平成24年9月13日伊万里有田共立病院にて開催され、院長が出席しました。佐世保中央病院、糖尿病センター、松本一成部長による講演:糖尿病薬の選択、がありました。 CGMSモニタリングで10秒毎の血糖値が測れるようになった。糖尿病治療の目的は健康者と変わらない生活とQOL。そのためには微小血管合併症を無くす。そのためには血糖値・体重・脂質・血圧の管理が必要。2012年の米国糖尿病学会のGLではまずメトフォルミン。日本では各種の薬の組み合わせ。境界型の予防にはα-GIのみ保険適応。軽い糖尿病ではTZD、BG、DPP-1を組み合わせ、重傷ではさらにSU剤を追加。ACORDSやUPKDSなどの大規模研究では、血糖値を厳重に管理するとかえって死亡率が増えた。死亡する人は自覚症状があるほどの重症糖尿病、アスピリン内服中の人、A1Cが8.5%以上で薬に反応しない人。早期糖尿病では、後年レガシー効果が出るので、糖尿病は出来るだけ早く治療したほうが良い。 糖尿病の治療方法はABCDを考えて行う。A:age、B:body weight、C:complication、D:duration。糖尿病が早期で若い人には強く早い治療。長期の糖尿病で老人には優しくゆっくりとした治療。80歳以上の老人には糖尿病薬などの薬害が出やすいので注意。(アスピリンやワーファリンによる出血も多いようだ。) 糖尿病の薬の特徴と禁忌などを考えて、ABCDに応じて使用。急激な糖尿病では膵臓癌の可能性もある。メトフォルミンは容量依存性が有り、1500mgまで使用できる。 |
藤崎病院公開抄読会 平成24年9月12日唐津市藤崎病院にて開催され、院長と副院長が出席しました。高カリウム血症治療薬のカリメートとケイキサレートについて効能の比較があり、ナトリウム製剤のほうが効果が少し大きいが、かなりのナトリウムを含むため血中ナトリウムが増加していた。 腎動脈瘤についての文献的考察が有り、妊娠中の破裂がほとんどを占めていて、昔は死亡していたが今は母も胎児も助かることが多い。 尋常性乾癬の治療に分子生物薬が使用されてきて効果が大きいので、この治療を関連の診療所でも続けるために、病診連携をするようになったが、診療所の施設基準が出来た。 |
第10回泌尿器外科手術の理論と手技研究会ご案内 平成24年9月1日佐賀市マリトピアにて佐賀地方会に引き続いて開催され、院長と副院長が出席しました。信州大学泌尿器科、加藤晴朗講師による講演:創造的手術と挑戦的手術、がありました。 |
第77回佐賀地方会 平成24年9月1日佐賀市マリトピアにて開催され、院長と副院長が出席しました。一般演題が22題も有り盛会でした。 |
第4回がん診療に携わる医師のための緩和ケア研修会 平成24年8月19日(日)、26日(日)に唐津市赤十字病院にて開催され院長が2日間出席しました。朝から夕方まで講義とワークショップ、ロールプレイゲームを通じて緩和ケアについて勉強しました。後日修了証書が送付される予定です。 |
院内勉強会;8月分 平成24年8月21日院内にて開催されました。副院長による前立腺肥大症についての講義が有りました。 |
第24回九州排尿機能セミナー 平成24年8月11日福岡市ホテルニューオータニにて開催され、院長が出席しました。80人が参加し、盛会でした。産業医科大学泌尿器科西井久枝講師による夜間頻尿のミニレクチャーがあり、東京都リハビリセンター泌尿器科、鈴木康之部長の講演:排尿障害の評価・治療戦略の再考が有り、楽しく講演を聞き勉強になりました。 日本は世界一の老人大国で、小便小僧ジュリアンは排尿の勢いから若さの象徴として老人のあこがれ。年齢とともにOABは増加する。最近の調査では男性の幸福度は40歳代が最低でその後加齢とともに増加していた。高齢者では多疾患の合併症が有る。2002年のICSによる尿失禁の分類は実地医療にそぐわない所が有り使い難い。前立腺肥大症の定義についてもあいまいであり、ただ単に病理を定義したに過ぎない。高齢者は筋肉と脂肪が少ないので比較的脱水症になりやすい。緑内障も年齢とともに増えるが、抗コリン剤が禁忌の原発性隅角閉塞性緑内障はほんの僅かであり、眼科に確認すると大部分の緑内障で抗コリン剤が使用できる。抗コリン剤は全身に作用するので、他の臓器の作用機序は膀胱に置き換えると分かりやすい。 排尿障害の治療には明治時代に脚気の治療を行った高木先生などの先人の知恵に学ぶ。病気を診ずして、病人を診よ。ケンカと同じで何でも有りの気持ちで、考えられるすべての方法で治療する。無駄と思っても、抗コリン剤を変えてみると効く時も有る。排尿記録を付けることだけでも治療効果がある。プラセボ薬はかなり効果がある。今の薬に追加する時でも効果がある。プラセボはいつでも味方である。夜間頻尿、夜間多尿が心臓病の治療後に改善することが多い。 |
伊万里有田地区医師会学術講演会 平成24年8月2日伊万里市迎賓館にて開催され、院長が出席しました。福岡大学神経内科、坪井義夫教授の講演:パーキンソン病の診断と治療がありました。せっかくの素晴らしい講演でしたが、演者が緑レーザー光線ポインターを激しく動かすので、スライドがとても見づらくて、講演の邪魔でした。多くの演者が同じようにポインターを良く使用しますが、演者本人は気付いていないのでしょう有害無益と存じます。 以下に講演の要旨が有ります。 パーキンソン病の症状は大きく2つに分けられる。1:手の震え(振戦)、ぎこちなさ、2:姿勢の変化と歩行障害。安静時振戦が特徴で、動作時には軽快する。特徴的姿勢は、首背中腰の前屈と、両腕と両膝の軽い屈曲。歩幅の狭いすり足歩行、繰り返す動作、たとえば歯磨きなどができないこと。そこで、診断は中核症状とその他の症状を診て臨床診断を行う。いっぽう、早期から転倒したり、認知症や尿失禁、歩行障害が有ればパーキンソン病以外の疾患やパーキンソン症候群の可能性が有る。診断法の新しい試みとして、MRI神経メラニン画像法、脳血流SPECT、経頭蓋超音波、MIBG心筋シンチ。 高齢発症のパーキンソン病は年齢による症状として見過ごされやすいが、パーキンソン病であれば薬が良く効くので、きちんと治療すべき。 パーキンソン病の非運動症状は早期から出現する。早期にパーキンソン病を発見出来得る。大きな声の寝言、レム睡眠行動異常、不眠、におい感覚の低下、便秘、元気が無い、無力症、思考の遅延、食欲低下から体重減少、コレステロールの減少、昔の人などが出現する幻視、違うものに見える錯視、物盗られ妄想、浮気妄想、見捨てられ妄想、人物過誤、人の入れ替わり妄想、妄想に従って行動を起こすと悪性妄想になり問題を起こす。妄想は治療開始後平均10年で出現し、薬の副作用かもしれない。 パーキンソン病の治療は初めLドーパが奏功するので3〜4年間は良好。その後4〜6年間は運動症状が出て、薬の効果も減る(wearing off現象)ので、この頃から患者の不満が出る。その後5年間は認知症で苦しみ死亡に至る経過。初めからLドーパの充分量を処方するが多すぎてもいけない。wearing off現象のために次第に効き難くなる。パーキンソン病の若年発症では初めはドパミン作動薬を処方しLドーパを温存しておく。wearing off現象の一時緊急処置としてアポモルヒネのアポカインがあり、即効短時間作用。パーキンソン病の進行の予防として運動を維持し、筋肉・関節のストレッチなどを日頃から行い、拘縮を予防。抗酸化剤が良い。尿酸やタバコ、カフェインが良い。高尿酸血症や喫煙者、お茶コーヒーを好きな人はパーキンソン病にかかりにくい。 |
院内勉強会;7月分 平成24年7月17日院内にて開催されました。今回は3題の発表がありました。病棟からは慢性腎不全についてがあり、透析室からは先日の佐賀県透析研究会での発表の報告があり、さらに、武田薬品工業佐賀営業所の岩永氏から手洗いと院内感染予防についてのビデオと講演、手洗い実習とがありました。職員に四季のご飯紘のマクロビオティク弁当1500円が届きました。 |
佐賀県透析懇話会 平成24年7月10日佐賀市アバンセにて開催され、院長と職員10人が出席しました。今回は泌尿器科いまりクリニックから一般演題の発表がありました。 |
佐賀大学泌尿器科臨床セミナー 平成24年7月10日佐賀大学医学部にて開催され、副院長が出席しました。 |
佐賀県有床診療所連絡協議会、総会 平成24年7月4日佐賀市ホテルニューオータニにて開催され、院長が出席しました。 |
佐賀県有床診療所連絡協議会、役員会 平成24年7月4日佐賀市医師会立看護学校にて開催され、院長が出席しました。 |
第11回佐賀県西部地区外科系懇談会 平成24年7月2日武雄杵島地区医師会にて開催され、副院長が出席しました。名古屋市立東部医療センター心臓外科、須田久雄部長の講演:Odessey oc cardiac surgery from Saga to Nagoya、がありました。 |
伊万里市民ソフトバレーボール大会 平成24年7月1日伊万里市国見台体育館で開催され、泌尿器科いまりクリニックからA、Bの2チームが参加し、なんと41チーム中4位でした。当院のチームは先月初めて結成され、練習間も無いのに好成績でした。 |