第70回佐賀県人工透析懇話会:

平成23年2月17日佐賀市アバンセにて開催され、副院長と透析室のスタッフが参加しました。

院内勉強会:2月分

平成23年2月15日院内で開催され、病棟看護師から、救命救急医療についての講義と、AEDや人体模型を使った心肺蘇生の実地訓練とがありました。

伊万里市東部医師会座談会:

平成23年2月14日、伊万里市迎賓館にて開催され、副院長が、透析と腎臓病と言う題で講演しました。

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佐賀県有床診療所連絡協議会、総会:

平成23年1月18日佐賀市医師会看護学校にて開催され、院長が出席しました。予算の決済と新役員の承認がありました。会の発足以来、長年に亘り佐賀県の会長をされていた美川先生がこの度交代となりました。長年の間お疲れさまでした。

神経難病患者在宅支援研究会:

平成23年1月19日武雄市の杵藤保健福祉事務局にて開催され、院長が出席しました。長崎川棚医療センター神経内科、松尾秀徳副院長の講演:専門医の神経難病基礎講座、地域で患者を支えるために、と、田口医院の田口達也院長による講演:地域における在宅医療について、地域で見る神経難病患者とがありました。

佐賀県有床診療所連絡協議会、役員会:

平成23年1月18日佐賀市医師会看護学校にて開催され、院長が出席し、予算の決済と新役員の紹介とがありました。

院内勉強会:1月分

平成23年1月18日院内で職員勉強会がありました。旭化成ファーマーの堤氏から、前立腺肥大症の講義が有り、透析室からウイルス肝炎についての講演がありました。以下にその要旨を書きます。

1はじめに
医療現場においては感染が、いつ、どこで起こるか分からない。透析室では、体外循環を行っており血液に触れる機会が多く、感染のリスクが高い。感染症の原因として血液媒介のB型肝炎ウイルスやC型肝炎ウイルスなどがあり、透析患者の死因として上位を占めている。HD施設においてはB型肝炎ウィルスキャリアーやC型慢性肝炎患者から非感染者へのウィルス移行が起きないように細心の注意を払うことが重要である。

2 血液検査〈ウイルス検査〉の項目です
患者には2回/年、透析室のスタッフは2回/年、他の部署のスタッフは1回/年行っています。

3 B型肝炎ウイルスマーカーの表です。
B型肝炎ウイルスマーカー検査とは、B型肝炎ウイルスの抗原と、それに対する抗体を血液検査によって調べ、B型肝炎の感染や治療経過を判断する検査です。まず、HBs抗原を調べます。HBs抗原の陽性(+)は、HBVの感染を示します。HBs抗原が陽性(+)の場合はHBe抗原、HBe抗体、ウイルス量(HBV DNA量〉を調べます。また、HBs抗体が陽性(+)の場合は過去にHBVに感染したが、現在はウイルスが排除されて免疫ができている可能性が高いことを示しています。B型肝炎ウイルスでは、特にHBe抗原陽性血は感染力が強い。HBs抗原陽性で、HBe抗原陰性の変異株が感染を起こした場合は、劇症肝炎を起こしやすいので、HBs抗原陽性HBe抗原陰性血に対しても注意が必要です。

4 次にこれまでに行ってきた感染患者対策です
HBs抗原(+)とHCV抗体(+)の患者の穿刺後は他の患者の穿刺を行わない。
・ペアンの固定(感染者ごとに分別)
・体温計、血圧計、感染者用バケツの使用
・膿盆にはビニールをかけ、血液付着を最小限におさえる
・デスポーザブルの使用
・シーツ固定(同じ感染者で共有)
・感染者のコンソールは専用のバケツ、タオルを用い最後に拭きあげます
・数台のベットに消毒液のベンゼットラブを置く
・感染者のベットにはセイフキープ(除菌・洗浄)使い捨てタイプを置く。
・ニードルレス回路を使用

血液汚染があった後、透析室勤務スタッフの血液検査で、入社時に抗原抗体の検査をしている人もあれば、していなかった人もいた。再度検査したところ、今まで陰性だったと思われていた人が、抗体が出来ていたことが分かった。その事などをふまえて、再度対策を見直し、新たに改善を行った。

5 変更した感染患者対策
・感染者のベット固定位置の配置換えを行い、近くには抗体(+)の患者を置く。
・感染者の一覧を作成し、分かりやすく見やすいように表示し、スタッフ全員が確認できるようにした。
・穿刺時には、防護対策として、ゴーグル、手袋、マスクの着用を行う。必要に応じてガウンテクニック使用。

6 感染者の一覧です

まとめ
今回、感染力の強い患者からの血液汚染があり、あらためて、患者全員の感染の有無について調べてみると、今まで把握していなかった抗体をもつ患者がいたことが分かった。血液の恐ろしさを知り、スタッフ全員が同じ意識の再確認を行った。改めて気がついた感染対策の不足が浮き彫りになった。

謹賀新年

平成23年 今年も良い年でありますように

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